2006年06月23日

孫子の兵法

6月23日、5時25分起床。
 
今週は、先物オプションのポジションを持っていないので(LEAPSのPUT売りポジションはある)、ゆっくりと次の準備と、今を振り返る作業をしている。特に、金の管理は、結構大変だ。もちろん、玉帳はその都度つけているのだが、個人のBSを作って、純資産を把握するためには、生活全ての収支を把握しなければならない。私は、前にも書いたように、この作業をマスターマネー5というソフトを使ってやっている。さて、ブローカーの月次報告書と悪戦苦闘しながら、作業を続けて、ふと思い出したことがある。
 
「敵を知り己を知らば百戦危うからず。」
 
という、有名な孫子の兵法の言葉である。実はこれには続きがあって、
 
「敵を知らずして、己を知らば、戦うたびに必ず危うし。」
 
敵のことも自分のことも知らないのであれば、戦うたびに危ういという意味で、これは、常識的に考えて納得しやすい。しかし、これには、更に続きがあって、
 
「敵を知らずして、己を知らば一勝一負す。」
 
これは、ある意味驚きである。なぜならば、敵のことを知らなくても、自分のことをしっかり知っていいれば、勝率5割といっているのである。言い換えれば、敵のことよりも自分のことを知ることを優先すべきであるといっているのではないだろうか?
 
これを相場に取り組む自分の姿勢に当てはめて考えてみた。この場合、「敵」とはマーケット、取引対象等を指し、己は言うまでもなく、「自分自身」である。私は、取引対象であるオプションのルールや特質、取引戦略等を勉強したり、マーケットの情報を読んだりということはよくやるし、相場のために使う時間の大半がそこに当てられている。即ち、「敵を知る」ことのために多くの時間を使っているのだ。一方、自分のことを知るためには、ほとんど時間を使っていない。
 
では、相場で自分のことを知るとはどういうことだろうか?
 
真っ先に思いつくのが、金の管理。自分の金がどうなっているのかを知ることは、最も重要なことである。いわば、金は、兵力、武器みたいなものだから、それを知ることは欠かせない。しかし、自分自身を知るということとはちょっと違う。あくまで、その武器、兵力に指示を与えるのは自分だから、やはり、自分自身を知ることが究極的には重要だろう。いろいろな局面で、「あせる自分」、「油断する自分」、「気分で判断してしまう自分」・・・・。有名なトレーダーであり精神分析医である、エルダー氏が相場の心理的な側面を重視した著書で云わんとしていることも、「己を知る」ことの重要性なのではないだろうか?
 
 
 
 

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posted by ひろ at 08:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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